にとうめのえもの

ニホンイノシシ♀

 2014年01月31日、私の設置していた罠に2頭目の獲物がかかった。ニホンイノシシである。今回は推定80kg、3歳 (師匠談)の雌である。

 罠を設置していたのは小川付近の獣道で、どうやら川を横切る際の主な経路になっていたようだ。師匠はそういう獣道を「渡り」と呼んでいる。イノシシやシカが生息している山に入れば、獣道を見つけることは難しいことではないが、罠を設置するのに都合がいい場所はそう多くない。獣が頻繁に利用する獣道で、罠の設置がしやすく (土がある程度柔らかい、ワイヤーを取り付けられる木がある、等)、なおかつ見廻るのも楽な場所が最適である。今回、イノシシがかかったのも、師匠が見定めた場所に設置した罠である。前回かかった場所と合わせて2箇所がその師匠と一緒に仕掛けた場所で、それ以降は自分で考えながら罠を仕掛ける場所を決めているので、次に罠にかかるとすれば、本当の意味で自分で獲ったということになろうかと思う。

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