かわいちまいだけ

有害鳥獣捕獲をしている場所で、2016/12/27にニホンジカ♂を捕獲した。写真では見えにくいが、角がちょっとだけ生えている。罠は笠松式で、ワイヤーは左前脚の副蹄より上に掛かっていた。発見した時点で既にワイヤーの掛かった脚の筋が切れており、皮だけで繋がれている状態だった。慌てて首にロープを掛けて固定し首を切ったが、危うく脚切りして逃げられるところであった。

捕獲は無事に行うことが出来たのだが、作業中に不思議なものを発見した。ワイヤーを括っていた木の根元に、太く長い (10cm程度)柔らかそうな糞が落ちていたのである。シカの糞は通常、コロコロとした丸い粒状であるが、この糞は一体何なのか。色も形状も硬さも普通とは違う。師匠に訪ねてみたところ、「シカも食べたものによっては、こういう糞を出す」とのことであったが、私は初めて見たので確信は持てない。詳しい方がおられましたら、コメント欄で教えて下さい。人間でも極度のストレス状態になると、下痢をして軟便になることがあるので、シカも罠にかかったストレスで軟便になり、普通ならコロコロと粒上になる糞が、柔らかくくっついた状態で長くなって出た、ということは考えられる。

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