2017/10/09にニホンジカ♂を、有害鳥獣捕獲のため共同で設置した罠で捕獲した。罠は”だらずわな”で、ワイヤーは左後脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。
ワイヤーが後脚に掛かった場合は、頭部にロープを掛けて引っ張ると、シカを安全に固定することができる。その際、立派な角の生えた♂であれば、私はロープを首ではなく角の根本にかけるようにしている。ロープを首にかけて強く引っ張ると、首が締められて上手く血が抜けにくくなると考えているからだ。♀や若い♂では首にかけることもあるが、首にナイフを入れて血が流れ始めたら、首にかけていたロープをゆるめてやるようにしている。