2018/12/19にニホンイノシシ♀を捕獲した。罠は”だらずわな”で、ワイヤーは左前脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。
今期2匹目のイノシシで喜んだのもつかの間、よく見てみると、この時期にしてはやけに痩せている。解体してみると、全くと言っていいほど脂が無い。夏に捕獲した個体のような状態であった。
これではボタン鍋用の肉としては人に渡せないので、手元に置いておいて自分で工夫して食べないといけない。
この罠は前日にも見廻っているので、罠に掛かったまま何日も放置していた訳ではなく、脂が殆ど無かった理由としては、この個体のコンディションが悪かったとしか言い様が無い。
この地域は雪もそれほど降らないので、脂を蓄えていない状態からでも冬を越せるとは思うが、こういった個体がより狩猟者の使う餌に誘引されやすいのかどうかは関心のあるところだ。