ちょこれーといろ

2020/2/14にニホンジカ♂1頭の捕獲があった。罠は”しまるくん”で、ワイヤーは左前脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。

この個体は、新たに導入した罠用の発信器を使い捕獲した、最初の個体である。今年度は猟期冒頭からあまりに捕獲が少ないので、発信器と受信器を導入して、もっと山の奥に罠を掛ければ、見廻りの労力をそれほど増やさずにもっと捕れるのではないか、と考え購入したのがこの発信器である。この発信器と受信器については、機会があれば別の記事で詳しく書きたいと思う。

この罠も結構奥の方に掛けていたため、車まで肉を運ぶには2往復して結構な時間と労力がかかった。それでも捕獲の少ない今年度の状況では、この1匹から大量の肉が入手でき、価値のある1匹だった。

今回は大型の個体だったため、”しまるくん”のねじりばねがぐにゃりと曲がってしまっていた。これくらいであれば曲げ直せばまた使えるが、あまり繰り返すと金属疲労で折れそうな気もする。私の師匠が使っている罠のねじりばね (“しまるくん”とは別の製品)の中には、折れたのを溶接して繋いだと思われるものがあるので、いつかは折れることもあるとは思うのだが、私のはまだ折れたことがない。

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