2017/01/31にニホンジカ♀を捕獲した。罠は”しまるくんL”で、ワイヤーは右前脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。ここまで”しまるくんL”で3頭のニホンジカを捕獲したが、全て主蹄と副蹄の間にワイヤーが掛かっていた。バネの弾きとワイヤーの締まり具合で、”しまりくん”よりも括る位置が下になる傾向が確かにあるのかも知れない。
今回は首と後脚の両方にロープを掛け、括り罠のワイヤーと合わせて3点で固定してからナイフで首を刺し放血させた。ところが、後脚に掛けたロープの締りが緩かったせいで、ナイフを刺した時に脚がロープから抜け、私の腕を蹴られてしまった。幸い怪我はなかったが、今後はより気をつけようと思った。斜面を駆け上がるシカの原動力である後ろ脚のキックは、小さい♀であってもかなりの力がある。