2020年11月11日に檻で鹿♂1頭の捕獲があった (有害鳥獣捕獲)。この檻はほぼ年中稼働させていて、3〜4頭/年ほどの頻度で捕獲がある。
写真では檻の右側の面に板が張ってあるように見えるが、これは糠やヘイキューブといった餌が雨で濡れないようにするための屋根である。餌は檻の扉入って奥に配置してあるので、その上だけを覆うように、全長の3分の1くらいの長さのベニア板を付けているのだ。ただ、今回の個体のように中型以上の♂が捕獲されると、角で突き上げて屋根が破壊される恐れがあるため、屋根は1辺だけで固定し、突き上げられた場合も簡単に浮くようにしていた。今回は屋根が完全に跳ね上げられていたが、穴が空いたり割れるということは無かった。工夫したことが上手く行って嬉しい。