おおものすぎる

2017/12/02にイノシシ♂を捕獲した。罠は”しまるくんL”で、ワイヤーは右後脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。

このイノシシ、私にとっては、

はじめてのえもの – 狩場の馬鹿力

以来の大物である。

推定100kg超えで、解体したところ肉が約45kgとれた (脂の固い部分を大分削った上、内臓脂肪含まず)。3人で解体したが、私の取得分だけでも22kg程あったので、久しぶりに肉がドカンと入った感じである。

前脚の肉を煮て食べてみたが、4年前に獲った100kg級の♂と比較して、肉の固さや臭みはそれほどでもなかった。4年前のやつは1月の後半に捕獲したので、発情期に入っており肉が臭かったのかも知れない。あるいは単純に、私の料理スキルが上がっていたためという可能性もある。

この記事を書いている時点で、猟期開始から3週間ほど経過しているが、私の設置した括り罠で捕らえたのはこのイノシシ1頭だけという状況で、甚だ不調である (私名義の檻でシカ1頭も捕獲している)。

れんぞくいのしし

2017/10/07と10/08にニホンイノシシ♀を連続で捕獲した。どちらも罠は”しまるくん”で、ワイヤーは両者とも左前脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。10/08に捕らえた方は今年生まれた幼獣である。ちょうど稲刈りや他の農産物の収穫シーズンでもあり、畑の近くをウロウロしていたものと思われる。イノシシを2日連続で捕獲するのは初めてである。

いまごろくるか

2017/05/06にニホンイノシシ♀を有害鳥獣捕獲のため個人で設置した罠で捕獲した。罠は”だらずわな”で、ワイヤーは右前脚の主蹄と副蹄の間に掛かっていた。体重はおそらく50kg程度。冬の一番いい時期なら70kg位になっていたと思われるが、捌いてみるとロースの脂も厚さ2mm程度しかなく、この時期としては当然であるが痩せていた。とは言え、適度なサイズの♀なので、脂は無くとも肉は美味しく食べれると思う。

冬の間はシカよりもイノシシの方が捕獲した喜びは大きいが、有害鳥獣捕獲では1頭あたりの補助金 (京都市+国)が、シカ (成獣: 22,000円)とイノシシ (成獣: 8,000円)ではシカの方が高い上に、イノシシ肉の価値は冬に比べて相対的に下がるので、シカを捕獲する方が得である。