例の狩猟中傷Blog、”新・新・優しい雷(復刻あり)”の批判記事。
不可解な抜歯(4)三重県: 新・新・優しい雷(復刻あり) – [1]
ツキノワグマ – Wikipedia – [2]
[1]
クマの年齢確認は目測で可能なはずです。学問的資料なら撮影や電子計測等で事足れるはずです。
[2]
生後3-4年で性成熟する。寿命は24年。飼育下での寿命は約33年。
[1]の著者はクマを放獣する前に抜歯する行為に反対しているようだ。しかし歯サンプルがあると、その個体の年齢を1年単位で知ることができる。[2]によるとツキノワグマの寿命は20年以上で、性成熟に3-4年かかるということなので、野生個体であっても生後5年以上の個体がある程度の割合で生息していると予想される。このBlogの著者がどれほどクマの年齢を推定する能力に長けているのか知らないが、個体差も考慮すると、1,2年目の若い個体を除き、目測だけでクマの年齢を1年単位で”確認”するということは不可能だろう。よって、クマの年齢確認は、撮影や電子計測等 (何を指しているのか正確には不明であるが)で事足りるという主張には無理がある。