2016/10/17と2016/10/22にニホンジカ♂を捕獲した。罠は”だらずわな”で、ワイヤーは前者も後者も左前足の副蹄より上にかかっていた。17日に捕獲したのは今年生まれたばかりの幼獣であったが、22日の方は立派な♂であった。今年度はこの場所で11頭捕獲したことになるが、♂の成獣は2頭目であり、これまでは♀の成獣と幼獣ばかりであった。そろそろ交尾シーズンに入って♂も活動範囲を広げているということであろうか。
幼獣の方は足がそもそも短いということもあろうが、副蹄より上にしっかりとワイヤーがかかったということは、こちらの意図通りに獣が落とし穴を踏みぬき、きちんと”だらずわな”が作動したことを示しており、とても嬉しい。