うごくのみれるよ

過去の記事に動画を追加する作業を進めています。狩猟を開始した当初から、捕獲があったときはなるべく動画も撮影するようにしていたのですが、面倒でこのBlogでの公開は行っていませんでした。しかし高性能カメラや高速インターネットの普及により、今は写真より動画の時代となっています。写真だけでは分かりにくくても、動画になると情報量が一気に増えるということがあり、より一層、狩猟に関する情報発信で役立つ記事を提供できるようになるのではないかと考えています。

動画付きの記事には、「動画あり」のタグを付与してあります。

りょうきかいし

罠猟注意書き 今年度の猟期が11月15日から始まった。初日の昨日は気合を入れて朝6時半に出猟、昼までに罠4つを設置した。予定では午前中に4エリア10罠を設置したかったのだが、今回初の実戦投入となる罠の設置が少し難しく、1罠/1時間くらいかかってしまったので、結局1エリア4罠、それにもう1エリアの標識架設で昼になってしまった。

 今年度からは、罠本体に付ける標識 (これは法律で定められている)以外に、見えやすいA4サイズの注意書きも作成し、エリア毎に1~2枚掲示することにした。これには一般者や犬を使う狩猟者に注意喚起する目的もあるが、他の罠猟師を牽制する意味合いもある。まぁ自分が仕掛けている場所だからと言って他人が仕掛けるのを止めさせる道理はないのであるが、逆の立場だったら別の誰かが仕掛けている近くに設置することはマナーの面からも効率の面からも避けたいと思うから、罠が設置してあることが分かりやすいようにするということは決して悪いことではない。注意書きのデザインに用いているシカとイノシシのシルエットは、商用フリーで使える影絵素材サイト シルエットデザインで公開されているものを用いている。非常に優良な素材サイトである。

 2日目の今日は、午前中から用事があったものの、朝6時に出猟して昨日仕掛けた分の見廻りと、罠1つの設置をした。このペースで行くと、現在手元にある15の罠を設置し終わるまでには後3,4日を要すると思われる。とりあえず最初のイノシシ1匹を手にするまでは、最大5エリア15罠を全て使って狩猟し、その後は徐々にエリアを絞って楽しようと思う。

じゅんびかいし

イノシシの足跡 猟期の開始 (11/15)が近づいてきたので、猟場に入って準備を始めました。作業としては、GPSを使った地図の作成と罠をかける場所の選定です。

 GPSで歩いた場所を記録し、それをネットで入手可能な地図と組み合わせると、地図にない林道の部分を補間して狩猟用の地図を作成できます。また沼田場や細い水の流れなど、罠をかける場所の選定に重要そうなポイントも印をつけます。また後日行って獣道の場所なども記録する予定です。

 別に地図を作らずとも、10箇所程度の位置は覚えられるのですが、捕獲があったときに誰かを呼んだり、場合によっては同じグループの人に見廻ってもらったりする可能性もあるので、そういうときに地図は便利だろうと思って作成しています。

 写真は沼田場の近くについていたイノシシの足跡です。一緒に写っているナイフが鞘を含めて25cm程度なので、足跡は長さが13cm程度、爪の幅は5cm程度となります。今期は足跡の記録、また捕獲個体の測定にも力を入れていきたいと思っています。